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2011-11-19

ロケットストーブこと始め

これからの短い人生、冬も使うとなると、寒さ対策が必要だ。で、いよいよストーブを、と思い、調べていると最近流行のロケットストーブという熱効率の良いストーブがあることを知る。

このストーブでは、燃焼筒が断熱壁でできているので、ガスがより高温になりやすく、不燃ガス(スス)が出ても燃えてしまい、無駄がない。同時に高温で燃えるので、一酸化炭素ガスやNOxなどの有毒ガスの発生が少ないようだ。また、ガスがより高温になるので、燃焼筒のなかで強い上昇流が生じ、排気圧力も高くなり、排気をするのに横引きも可能、その通路も長く取れるという利点があるということらしい。

手始めにテストとして、単一の断熱筒を用い、急ごしらえでロケットストーブをつくり、屋外で燃してみる。燃焼入り口部は軽量ブロックとレンガで作る。そこに縦方向に細い板切れや竹などを差込み、火を着けてみる。すごい勢いで燃える。長い筒を用いると、火の勢いが増すことは、以前報告したようにすでに経験したことでもある。


テスト全体図
燃焼口に板切れ差込み


yokko




燃えているのは下部のみ


翌日これをドーム内に移す。燃焼筒の下部だけで燃えていたので、上部まで燃えやすいように、熱伝導の良い材料である銅板を差込み、上部まで早く熱くなるようにしてみた。うまくいくかどうか?である。この銅板に穴を開けるなどして、そこから2次空気が供給されるようにすれば、ススの再燃焼も容易になるかも知れない。



銅板を差し込む


燃焼口



手持ちの材料で排気予定のドーム壁(左)まで配管してみた。











壁まで煙突を水平に配管




手持ちの材料で排気予定のドーム壁まで配管してみる。ドーム壁の屋外排出穴まで、ちょっと曲がり部が出来てしまうので、これをどう作るかの工夫が必要だ。



PS:「日本の練炭七輪のこと」
このロケットストーブ、考えてみれば断熱された燃焼部といい、断熱性の高い珪藻土でできた日本の七輪に構造が似ていると思えば、似ている。となると、七輪に練炭を入れて炊いても同じような熱量が取れそうだ。

今回のテストに用いた断熱煙突筒の排気に手をかざしてもそんなに熱くはなく、これくらいなら練炭でも変わらない。ひょっとすると練炭のほうがむしろ大熱量かもしれない。幸いドームの天井は高いし、密閉度もないように作ってあるので一酸化炭素ガス中毒の心配もない。

練炭七輪を数個並べて炊き、天井のシーリングを風向を下向きにして回せば、ドーム内もふんわりと暖かいのではないかと思う。 この場合、外部へ排気しないので、熱効率は100%だ。ドーム内のあちこち、数箇所で七輪練炭を炊いても、練炭の価格は知れている(?)ので、安全かつ、長持ち、薪などの手間要らずで、便利かもしれない・・・。




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2011-11-15

ジャグジーと水抜き(臨時)

アメリカオレゴン州シアトルのHomeDepotでジャグジーの衝動買いをしてからもう何年経ったろうか。多分15年近くになるだろう。その間10年くらいは輸入時の木箱に入ったままだったし、その後ドームに運んで設置してから6,7年くらい経ったろうか。

今回初めて、ジャグジーの上にかぶせたダンボールを取り払い、保温用フタをかぶせてみることにした。

このジャグジーはかの有名なジャグジー社の正規品、大理石(マーブル)調のつくりといい立派、これにほれ込んで衝動買いした当時のことを思い出す。

アメリカ仕様だから電源は220V、24時間風呂のためヒーター付き循環ポンプ&フィルター付きだ。

220Vは日本でも特殊?契約の200V線を引けば何とかなるだろうと、安易に考え輸入したものの、電気で風呂を沸かすとなると、電気料金が恐ろしい。

で、ここ富士山では石油給湯器を取り付けたものの、いったん沸かすとなると覚悟が要る。なにしろ湯量が1500リッター、家庭用の風呂約200リッターの約7~8倍。なので、多人数で来たときに沸かさないともったいない(追い炊きは今のところできないし)。また冬直前だと水抜きをその都度行わねばならず、凍結で破裂することを考えるとおいそれと水を入れることは躊躇してしまう。あんなこんなでまだ未使用のまま。

購入当時には河口湖街にも温泉など多分無かったけれど、その後温泉掘削技術の発達で、日帰り温泉があちこちできた。手っ取り早くそちらが安上がりなこともあって、こうした日帰り温泉で済ませていたことも、ジャグジーを今日まで使わなかった理由でもある。

とはいえ、来春以降こそはみんなで使いたいもの~人生は本当に短い!






















まだ11月初旬、夜凍結はしないとは思うけれど、帰宅時には臨時的に水抜きをしておく方が安心だ。2年ほど前、ウオッシュレットの水抜き栓があることに気づかず、不完全な水抜きをしたままにして、春来たときにタンクが破裂していたことに気づく。数千円補修費がかかった。1~2回使っただけだったけれど、それにまだ保証期間内だったにかかわらず、凍結での破損は自己責任で保障無しということだった。

今回はシャワーに特に注意する。シャワーブースの設置がややこしかったこともあり、凍結による破損や補修のための分解は避けたい。

で、3種類あるシャワ(シャワーヘッド、天井シャワー、側面シャワー)の水抜きをして帰ることに。

まず、
●シャワーの冷水と温水栓*を閉じ、そこをレンチではずし、パイプを下に垂らし水抜きする。






●シャワーヘッドはシャワーブースの床に垂らし水抜き、


























●天井からのシャワーは天井裏のパイプ取り付け部をレンチではずし水抜き(パイプ配管が水平なので安全のため)、




















●側面シャワーは(ブース裏から見えるように、U字のパイプ部に水が残るので)、空気圧を掛けて抜く。
(そのとき空気が抜けないよう、*を再度取り付けて配管を閉め切ってから行うこと。勿論シャワーのダイヤルは側面シャワーにして。そあいて結果、側面シャワー孔から水(滴)が出てくることを確かめること)。

今回は臨時なので、口から息で圧を掛けるだけで済ましたが、正式にはコンプレッサーで吹くと良い。

最後に、地中の水抜き栓(1箇所)や石油湯沸かし器の水抜き栓を開けて帰るのを忘れないこと。






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2011-11-14

階段作り(その1)



玄関前のデッキの屋根の作りのアイデアが沸かないまま、パイプを組み立てたところでストップ、のびのびになっている。
その間、雪の到来を気にしつつ内部の造作に向かう.内部の造作こそ冬でも出来るので後回しにして、屋外の作業を先行すべきだとおもいつつ……。


玄関側に移動

そんなか、この前までなかなかアイデアが沸かなかった階段の形、you tubeで簡単な周り階段をみつけた。それを参考にながらつくる。

しかし180度方向転換する踊り場が、ドーム壁の近くになるため十分広くはとれない。踊り場の下を人が頭を打たず通れるようにするには踊り場を一段高くすればよい。それとも、周り切ってすぐ次の階段にせず、踊り場を手前に広げる方法もある。

左側からのぼり180度転回して右側からさらに登る構造


今のところ後者の案を採用、この場合、踊り場と階段横のドーム壁との空間の高い位置には本棚なども作れるかも?


今夜は久しぶりに「ゆらり」の湯に行く。









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掘りごたつ作り

iPad2からの初めての投稿:一週間ぶりの富士山、水汲みも兼ねて。

出かける前にたまたま空気圧を見てもらったら、左後輪が規定圧の約半分1.3kg/cm2に減っているとのこと。写真はスプレーで石鹸水?を吹きつけ調べているところ。泡がでてパンク箇所発見。すぐ修理を依頼する。小さな釘が1本突き刺さっていたとのこと。出かける前の発見でよかった(ほっ)。










まだ11月はじめとはいえ、常時身体を動かしてないと寒い。それでファンヒータの足しとして、掘りごたつを急遽作ることに。なんと言っても、足元から冷えるし、ファンヒーターではこの広いドーム内では、役不足だ。

 



まず6畳の真ん中の畳を外し、下に敷いたコンパネを取り除く。一応掘りごたつにすることを考えてコンパネの配置もその様に準備してあったので楽だ。ただしコンパネ下の垂木は一部カットして、補強の足をいれる必要があった。




掘りごたつの周りと床には断熱材として銀マットを巻くので、銀マットを保護するためこたつの周囲にコンパネを取り付ける。それに銀マットをタッカーで仮止めし、その上にさらに化粧材として片面塗装済みコンパネを貼った。


掘りごたつの床に、1畳ほどの電気カーペットを敷いてみる。とても暖かい。



こたつの上には大きな机を作ろうと思ったけれど、手持ちの電気こたつを載せてみる。載せるというより、幅が小さいので落とし込む形になった。電気こたつの天板のしたにこたつ蒲団の代わりに寝袋を広げてもぐりこんでみる。両脇に畳敷きがあるので、まるで風呂に入ってるように落ち着く。

あまりに気持ちがいいので、ここで寝たいと家内が言う。実際朝まで寝て見たようだが、床が固くて何度も寝返りをうったそうだ。でも暖かくOKだったとか。

この場所は砂場のように孫たちの遊び場にもなりそうだ。人間広いところにも憧れるが、こんな狭いところも落ち着いていいものだ.

だだっ広いと寝るには落ち着かないので、6畳間の周りにざっとレースカーテンを垂らしてみる。追々にこの座敷間をどう囲うか、オープンのままにするか、考えることにしよう。

今夜はまた、「いきやりの湯」に。




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