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2013-05-31

二階の増設(第4日目:二階床)



「小さなリビング」の上にだけに2階を増設した場合、その利用できる面積は意外と狭いことに気づく。実際にそこに立ってみてはじめて気づいた。2階の床が高くなるほど、ドームの壁近くでは天井(あるいは壁)が斜めに覆いかぶさってくるためだ。例えば、この床高さで壁際から一軒ほど(コンパネ2枚ほど)敷いても、一畳くらいしか利用できない感じで、「え~こんなに狭いの?」という感じ。これでは孫娘も満足しないだろう

そこでもっと床面積を広げる必要がある。2本目の2x8の梁から、既設の二階側に向けて12ftの2x4材を仮に置いてみた。すると幸いギリギリ、既設の2階の梁まで届くことがわかった。

当初は「吊り橋みたいな橋を作って既設の二階から新しく増設する二階へ渡る」という案だと、子供が面白がるかな?と思っていたが、小さなリビング上だけの増設二階では狭すぎるので、いっそのことこの吊り橋も広くして(…というより、無くして)全面床にすることに急遽変更。

DIYをやってるといつものことだが、簡単なところから始めると、途中当初は難しく思っていたことも次第と簡単になることが多い。長い間悶々としていた二階作りもそうだが、始めてみると簡単だ。当初はTimberline社のドームのように特殊金具(二階の梁を受けるための金具)を作らねばと思ったり、長期間ドーム内に鎮座していた工事用架台を取り除いてしまうと二階作りも難しいだろうと思ったりしていたが、無くてもなんのことなかった。簡単なことから難しいことへ、これがDIYの極意だが、何にでも当てはまる、現役時代の仕事、研究でもそうだったかな。

次々と新しい構想が広がって行くのは楽しいことだ。必要なら、さらに今回の増設部から二階の床を四方八方に広げていくのは簡単だ。たとえば2張りのパティオ上に、とか、玄関側に、台所側に、とか…。切りがないけれど、考えるだけで楽しくなる。問題は自分の寿命、そんなに広げてこの後どうする?



31 17:05小さなリビングを見下ろす。こちらの梁から向こうが小さなリビング上の二階になるが、それだけでは狭すぎる……

31 17:05そこで、既設の二階の梁へ12ft材(2x4の垂木)を数本渡してみる。ちょうどいい具合にカットせずにそのままの2x4が使える。壁際から渡した垂木ともオーバーラップして、延長した床部も強固に出来そうだ。必要なら途中に2x6で梁を入れれば良い。その場合、梁を支える2本の柱の位置が問題だ。それはあとで考えることにしよう。

02 7:47既設二階の梁の上の2x4(垂木)の配置、上に乗るコンパネの端だけは垂木に合わせたい。





31 17:06 広くできるならば、構想にも余裕が出てきた。何も小さなリビング全体を二階の床で覆う必要ない。あの雄大な天井トップのシーリングファンがそのまま小さなリビングから眺められるかもしれない。

31 17:07 小さなリビングから見上げて右半分には二階の床板を貼らず解放のままにすると、うまい具合にドームトップのシーリングファンが見える。なので、ここは開けておく。小さなリビングも暗くはならないし、良いことづくめ。

31 17:06延長した床部から玄関方向を見ると、こんな風にみえる。

31 17:06既設の2階にはテントもある。この柵を一部取り払うか、全面取り払うか?

31 17:06台所方向は?

31 17:06はるか彼方の手に届きそうになかった三角窓が目の前に! これだとこの三角窓は開閉式なので開くこともできる。見た感じ、床が真下になく危険なようだが、十分安全に開閉作業ができそうなのだ。見た感じと実際(現場感覚)は違うという例。



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2013-05-30

二階の増設(第3日目:梁の位置決定)

(2011.9.25)

「小さなリビング」の上に二階を増設するか、あるいはパティオの上にに増設するか、しばらく迷う。パティオの上ならパティオは二つあるので、2つ小部屋を増設できる。この場合、パティオの最高尖塔高さ以上に床を高くしなければならっず、怖いくらいの高さになる。

一方、小さなリビング上に増設する場合には、一本の梁を支える二本の柱の位置に制限を受ける。出来るだけパティオ側に寄せるにしても、写真のように二本の柱の幅は広くは取れない。出来るだけパティオに近づけて、しかし出入りに支障のない位置に柱を立てた。

梁も柱もカットの手間がかからぬよう、できる限り12ftのまま用いる。12fttの柱の先端がドームの天井に接するところを固定するとしっかりと柱が立てることができる。これは以前2階を作った時の方法だ。

床の高さはできるだけ低く安定感を持たせたかったけれど、結局は既存の床と同じ高さにすることに。この高さに合わせ各柱に鉛筆で印をつけ、梁受け用長いねじ釘を仮に立て、その上に梁をのせ紐で落ちないようくくってから、水準器で水平に調整し梁をねじ釘で固定。一人DIYの極意(?)。

30 10:45



30 12:20二本目の梁も同様。あとは12ftの2x4材を並べて行く。

30 17:31安心のため早いうちに床のコンパネを載せて、垂木の幅と直角度をこのコンパネに合わせていく。まず垂木を固定してから、コンパネを載せていくと、絶対合わない。

30 21:58今日はここまで。小さなリビングのソファーに座って天井を見上げるとこんな感じ。この上に床を全面に貼ってしまうとはるか彼方の天井ファンも見えなくなって、せっかくの眺めがなくなり寂しいな、と思う。うまい方法がないか、いろいろ考えてみよう。

30 21:58右の方の煙突は見えなくなるかな?

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2013-05-29

二階の増設(第2日目:木材買出し)



この頃よく利用している大型ホームセンターとしては、ドームから9kmほど離れたクロガネヤと12kmほどのカインズがある。

クロガネヤの方はドームに来る途中のフォレストモール内にあるので、よく寄り道し材木価格はおおよそ分かっているが、カインズの方は最近どうなのか? 今回はかなりの量を使いそうなので、予め2x4材の価格を電話で問い合わせてみた。梁として使う予定の2x8x12ft 材は一本あたり400円もカインズの方が安いという結果。

以前地階の部屋の床材として、2x8x12ft材を数十本ここのカインズで買ったが、一本あたり4~5百円も東京のカインズより高いことが帰京後わかって、間違いではなかったかと問い合わせたことがある。トータルで2,3万の差損は大きすぎるが、同じカインズでも場所によって価格が異なるというつれない回答だった(本当だったのかな?)。こんなことがあったので、たくさん買うときは問い合わせて比較したい(のだがいつもは忘れてしまう)。

思い起こせば、ドームをDIYし始めたころは材木類も材木専門店からしか入手できなくて、いろいろ苦労した。運搬物の下の方に悪い材を隠されたり、素人だからと高値でつかまされたりしたこともあった。最近は大型ホームセンターがあちこちできて、プロでもこうしたホームセンターを利用しているという。何より良材を必要な本数だけ自分で選って買えるので便利だとか。

話を元に戻して材木の価格だが、2x6x12ftは逆にクロガネヤの方が安く、塗装コンパネはカインズが一枚あたり400円ほども安い。よく使う2x4x6ftや12ft材はどちらも同価格。もちろん、どちらのホームセンターにするかは、材木の価格の差だけでなく、距離の差によるガソリン代の差、労力、時間などを考えてきめねばならない。一箇所で済ませるか、やはり2箇所に買出しに出かけるかはそのとき次第。

今回の工事の場合、梁としての2x8x12ftは当面2本しか要らないが、2x4x12ftはかなりの量必要だ。カインズでこの2x4を求めようとしたら、既に多分プロの方が買い取ったあとで、曲がったり割れたり節が欠けたりした粗悪材しか残っていなかった。こういうことはしばしばあり、再入荷を待たなければならないこともある。残りの2x4x12ft材の中から、とりあえず6本だけ購入しておいた。クロガネヤには一杯在庫があったのであわてる必要もなかったが、もしなかったら明日以降の作業が進まないことになる。あとカインズでカラーコンパネを6枚ゲット、これら合計金額は15,248円なり(Receipt-1)、軽トラを借りてドームへ運搬。12ft(=3.6m)材は愛車ラルゴに載せれれば手間が省けるのだが、あいにく最長3.2mまでしか載らない。で2往復するはめとなり、どうしても余分な時間がかかってしまう。

カインズから軽トラでドームへ向かう途中小雨が降り始めた。で、クロガネヤには寄らずドームへ直行、本来ならズルをしてそのまま立ち寄り、別の材を手に入れれば手間が省けたのだが。

(一部、直接ドーム内に運んだものもある)

軽トラをカインズに返却しての帰り道、クロガネヤヘ寄り2x4x12ft材を 15本ほど手に入れる(8,970円なり,Receipt-2)。長尺材のためここでも車を借りて運搬しなければならなず、この車の返却にまた余分な時間がかかる。



・・・というぐあいに、今日は一日中木材の買出しやらに費やしてしまった。本来のトンカチ仕事の時間より、こうした段取りの方に最も時間がかかる。材料手配なんてプロの場合、電話一本で片付く話かもしれないが。

以下参考メモ(木材価格):
Receipt-1(梁、柱、床垂木、床板用) 
Receipt-2(柱、床垂木用) 
Receipt-3(柱補強、梁追加用) 
Receipt-4(手すり用) 

2013-05-28

二階の増設(第1日目)



富士山がまもなく世界遺産に登録されるという。2年前の東日本大震災の影響で富士山も間も無く爆発するかも、という嫌な予測も吹っ飛ぶ嬉しいニュースだ。世界遺産登録に因んで富士山に関するテレビ番組も最近増えて、富士山周辺は俄然賑やかになってきた模様だ。

そんななか、新緑の富士山のドームへまたやってきた。かなり前から孫娘に頼まれていた小部屋?をあの「小さなリビング空間」の上に作るためだ。

今回は火曜日夕方~日曜日夕刻までの作業予定なので忙しい。五日間でどこまでやれるか?最近は紙上に考えられる見取り図を書くのが面倒になっている。行き当たりばったりの作業が多い。で、いつもの通り頭の中にある構想だけでとにかくスタート予定。でもこの方法(現場にその都度合わせて進めて行くDIY作業)は、一番手っ取り早くて効率の良い作業かもしれない、材料の無駄もないし。

来る途中、いつもの河口湖フォレストモールのイオンSUPER VALUEで食料を調達。
28 19:54これで何日持つかな?今回は忙しくなりそうなので、夕方いきやりの湯やレストランに行く時間は無いだろうが、木材の買出しに何回か街に下りるので大丈夫かな?(Receipt

2013-05-23

ちょっと火を炊きたくて



富士山にまたやってきた。いきやりの湯の隣、「なるさわ生き生き広場」から見る富士山は絶景だ。

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せっかくだから本棚2箇所DIY。一つは地階への階段の壁際の文庫本用;早速並べてみる。

もう一つは階段横の掘りごたつ部屋上、階段から本の出し入れができる(まだ本、置いてない)。



既設の階段途中の本棚には自宅裏庭の「隠れ家」に置いてあった埃だらけの雑誌「アウトドア」をここに移動;



耐熱布帯を巻いた所の新品の煙突は高温のためかすぐ茶色に変色してしまった。この部分がヒートライザーの役目をして、燃焼効率と排気圧力の増加を引き起こす?、のを期待。その一方ではドーム室内への熱交換がこの耐熱布帯で阻害される感じもある。したがってどちらがいいか?だ。ステンレス製の煙突とはいえ、こんなに高温に過熱しては、煙突の寿命も短くなるやも知れぬ。マッチを煙突の表面に接触したら発火した。

屋根に上がって煙突からの排気に手を排気にかざしたところ、その排気の温度はすごく高く、屋外への熱損失が大きい。で次回は、対策としてドーム内の水平部の煙突を1mほど長くして室内での熱交換を増加させたい。

また、安易に耐熱布を巻いただけのドーム壁穴の「メガネ石もどき」も危険だ。そおれを固定する金属が銅板ってのも良くない。銅ってもっとも熱伝導の良い金属ではないか、危ない危ない。

「メガネ石もどき」、熱くなる。

周りの木材はそんなに熱くないが、低温度でも長年経つと炭化するとか聞く。

壁穴の向こう側(反対側)の銅板もやや熱い。

二重玄関扉の外側の方のメガネ石もどきはそんなに熱くはない。

次回来た時はメガネ石の手作りに挑戦する予定だ。孫の運動会のため、いったん帰宅することに。 次回はぜひ孫娘から頼まれている場所も作ってやらねば…



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2013-05-22

煙突高さ延長

煙突トップが屋根から近く、屋根の落ち葉に着火しそうでちょっと危険な感じなので、1mの煙突を追加した(実際の高さの増加分は80cm程度)。

煙突延長のため1m追加

心配していた取り付け方法、鉄パイプの高さにしっかり取り付く。台風にも安心だ(多分)。

屋根に積もる枯葉にもこれで安心(?)

ドーム内の三角窓から見た煙突、以前に比べだいぶ屋根から突出したが、室内から煙の状態や煙突状態、屋根上の落ち葉に危険がないかなど確認できるので便利。

出口の排気に手をかざすと、排気温度はまだかなりある。室内での熱交換をもっと増し、排気温度を下げなくては…。 はじめモクモクと出ていた煙も着火後しばらくするとあまり見えなくなった。安全のため煙突周りの桜の枝もカットした。 とは言え、枯葉、落ち葉の多い冬の季節には常時 注意は必要か?




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2013-05-05

小さなログハウス



神山森林公園内「イルローザの森」の子供広場にあった小さなログハウス、間伐材利用だそうだ。小さくてかわいいので、子供のお気に入り、天井も手が届く位の高さだから、誰でも簡単に建てられるだろう。大人が入っても落ち着く。今度ドーム内に中二階を作るときこんな部屋もいいかな?、と思ってここにメモ。

29 14:33間伐材で作ったと書いてある。

29 14:34計3棟建っている。真ん中に片屋根式渡りローカ。

05 17:25カメラを向けると可愛くピースしてくれた。

05 17:27このくらいの高さ、作りやす~い。

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05 17:2729 14:3329 14:3329 14:3429 14:3429 14:34
29 14:3529 14:3629 14:3529 14:3629 14:3629 14:37
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29 14:54

小さなログハウス, a set on Flickr.



(参考)家を自作(DIY)

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