ボクが富士山にドームを建て始めた20年ほど前(1990年当初)、近くに一人で1年くらい掛けて建てた人がいると聞いて訪ねてみた。
ドームの内装の断熱材を大量に納めたという建材屋さんから場所を教えてもらった。
まだ若い青年だった。
ずうずうしくドームの中を見せてもらった。
だだっ広いドームの真ん中に机がひとつあり、ドームの脇には天井への階段がワイヤーで作られていた。
そこへ登らせてもらった記憶もある。ユニークな階段は天井へ登るためで、その発想に驚く。また自転車のような車輪を回すと、歯車&ワイヤで天窓が開く構造だとの話だった。
ドーム横の白い工場建物では別の人たち(確かひげを生やした人もいた)が鉄でストーブなどを溶接で作っていたので、その人たちが鉄鋼職人と思っていた。
最近気になって、ドームを検索していると、この人は倉田光吾郎さんであること知る。今は新気鋭の鉄鋼アーティスト。
ついこの人のブログや 作品に見入ってしまった。今は社長でもあるそうだ。
倉田さんの作品(ボトムズ製作途中)
あれから17年近く、好きなことに懸命に打ち込んでいると、こうなるのかと感慨深いものがある。履歴を見ると19才の若い頃から、その才能はあったからなおさらだ。
ほかに当時、写真家で富士山の真正面の野原に自力でドームを建てた若い人が雑誌に載っていた。その人も富士山が好きでそこにドームを建てて、富士山の写真に没頭。いまは著名な写真家となっている。大山行男さん。
好きなことに没頭し続けていると、人が集まり、有名になり、かつ生活がなりたつ。
好きなことをやっているのだから、本人はそんなことは気にならないのだろうけれど。
昔はそうは行かなかった。文学者にしかり、天文学者にしかり。今の日本は幸せだ。
努力がある意味、報われる。
ところで、若くして好きで山中で炭焼きになったという「あの人」は今はどうしているだろう。
それに、学校を早期に退職し、伊豆でバブル後の別荘予定地の膨大な土地を購入、一人でブルドーザーを動かし、馬鹿でかい建物を建てていた「あの人」も気になっている。 確か、比賀 健二さん・・
(ココに最近の比賀さんの様子を記しました)
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
2010-08-07
2連スイッチの配線法
物置へドーム内のものを運搬する予定で来たが、このところ配線で戸惑っている。なかなか手間が掛かる。
2連スイッチがあったが、予想で配線、数度ブレーカをショートして落ちた。
何度考えても配線のやり方がわからない。テスターで調べ、紙にメモしてやっと理解。
↓のように配線するらしい。配線説明図があれば簡単な話だけど。
↑のメモのように、対角線の2つの線が電源線へ。2箇所の電灯への出力線は真ん中に、のようなのだ。
↑洗面所・ジャグジー室、入口に2連スイッチを応急的に。汚い配線だ(後でやり直すつもり)。
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
2010-08-06
コケに重曹液は効果なし?
2010-08-01
アスファルトシングルのコケ除去を噴霧器で
この日(7月31日)土曜日午前早くに東京へ戻るつもりが、ちょっとコケ除去作業で手間取った。この歳今回は連れ合いがいるので、ちょっと安心して安全ベルト無しで。屋根から眺める森の景色はすばらしい。
ところで、今までの実験でアスファルトシングル屋根に生えた分厚いコケは、「重曹粉末や液、あるいは漂白剤液」で死滅させる(枯らせる)ことができることが分かった。
重曹も漂白剤も共に、水切り板の銅板や屋根材そのものを変色させる欠点があるようであるが、コケ除去には効果的であることが分かった。
そこで今回は液を遠くまで飛ばせるように新しく噴霧器を用意した↓。
漂白剤に比べ重曹の方が体に断然安全なので、今日は重曹を水に溶かして噴霧することに。霧を頭に振りかぶっても安全ということは、作業が大変楽だということでもある。
霧状
ジェット
霧状
結局、3L液を3回ほど(重曹粉末は1合カップの半分くらい適当に入れて)蒔いたので、今後の目安として、10Lほどが、直径12mドーム屋根に必要な量か?
PS:噴霧器の方は粉末を蒔くより経済的だ。
噴霧液を局所的にコケに集中狙い撃ちできるので、流れも少ない。
粉末だと、雨が降ったときに広くいきわたる可能性があるが、銅板が流れ落ちた雨でさびたように褐色に変色してしまう。
それに乾いたときのコケは水分を欲しているだろうから噴霧液もコケに吸い取られやすく、晴れた日の噴霧が効果的、・・・のような気がする。
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
ところで、今までの実験でアスファルトシングル屋根に生えた分厚いコケは、「重曹粉末や液、あるいは漂白剤液」で死滅させる(枯らせる)ことができることが分かった。
重曹も漂白剤も共に、水切り板の銅板や屋根材そのものを変色させる欠点があるようであるが、コケ除去には効果的であることが分かった。
そこで今回は液を遠くまで飛ばせるように新しく噴霧器を用意した↓。
漂白剤に比べ重曹の方が体に断然安全なので、今日は重曹を水に溶かして噴霧することに。霧を頭に振りかぶっても安全ということは、作業が大変楽だということでもある。
霧状
ジェット
霧状
結局、3L液を3回ほど(重曹粉末は1合カップの半分くらい適当に入れて)蒔いたので、今後の目安として、10Lほどが、直径12mドーム屋根に必要な量か?
PS:噴霧器の方は粉末を蒔くより経済的だ。
噴霧液を局所的にコケに集中狙い撃ちできるので、流れも少ない。
粉末だと、雨が降ったときに広くいきわたる可能性があるが、銅板が流れ落ちた雨でさびたように褐色に変色してしまう。
それに乾いたときのコケは水分を欲しているだろうから噴霧液もコケに吸い取られやすく、晴れた日の噴霧が効果的、・・・のような気がする。
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
今日も窓作り
地階の換気を良くするため、南側の全面透明窓に2箇所、開閉式二重サッシをつける。
用いたサッシは先日(27日)地階の壁に取り付けた2枚を、はずして用いた。よく考えると地階の内部の壁の窓にはこれは過剰仕様だったから。でも試行錯誤、苦労して取り付けたのになあ。
同じ部屋の西側にも1箇所↓。うまく透明窓材を寄せてその取り付けスペースができたため。
結局ジャグジー室の西側窓2枚↑、北側3枚↓、とあわせて、合計8枚+三角窓2個のとりつけた。これで随分手持ち材料が消化できて、気が楽になった。保管する場所も要らない。あと3,4枚の細長い窓サッシが残っている。
今回は3日間もいたのに、屋内配線をほぼ完了させたことと、あと主な作業はこれだけ。だんだん能率が落ちてきた。考える時間が多いせいか?山に来る前に予定を前もって立て、さっさとやらなければ・・・。
土日は大きな音も出せないので、明日の早朝帰る予定。
次回はいよいよ、ドーム内の雑品の地階への運搬、片付けと、部屋となるパティオやテントの設置ができればいいな。この8月4日5日には河口湖湖上祭り(花火大会)もあるし、その後はお盆休みもあるし、夏はあっという間に過ぎていく。
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
用いたサッシは先日(27日)地階の壁に取り付けた2枚を、はずして用いた。よく考えると地階の内部の壁の窓にはこれは過剰仕様だったから。でも試行錯誤、苦労して取り付けたのになあ。
同じ部屋の西側にも1箇所↓。うまく透明窓材を寄せてその取り付けスペースができたため。
結局ジャグジー室の西側窓2枚↑、北側3枚↓、とあわせて、合計8枚+三角窓2個のとりつけた。これで随分手持ち材料が消化できて、気が楽になった。保管する場所も要らない。あと3,4枚の細長い窓サッシが残っている。
今回は3日間もいたのに、屋内配線をほぼ完了させたことと、あと主な作業はこれだけ。だんだん能率が落ちてきた。考える時間が多いせいか?山に来る前に予定を前もって立て、さっさとやらなければ・・・。
土日は大きな音も出せないので、明日の早朝帰る予定。
次回はいよいよ、ドーム内の雑品の地階への運搬、片付けと、部屋となるパティオやテントの設置ができればいいな。この8月4日5日には河口湖湖上祭り(花火大会)もあるし、その後はお盆休みもあるし、夏はあっという間に過ぎていく。
にほんブログ村
こちらにも参加しています↓ポチッとよろしく。
登録:
投稿 (Atom)
人気の投稿
-
今日も富士山は寒い。 設置が一応完了したので端材を入れて燃してみる。すぐ暖かくなる。成功だ。 設置完了 キャンプ用椅子/机や、衝動買いして行き場がなかった木の椅子2脚の出番がやっと回ってきた感じ。なお、煙突に巻いた耐熱性布は背の高さくらいまでとした。顔などの...
-
大きなドーム空間を暖めるのに、大型薪ストーブをDIYするための情報を ココ で集めていたが、そろそろ結論を。 ヤッパリ予算との関係で安いほどいいし、いつもの癖で買うだけでは面白くないので何か改良できる、夢を持てるものを選びたい。とは言え、手抜きもしたい。 で、下図の...
-
帰京して早速富士山へ。 高速道路沿いの紅葉や富士ビジターセンターの紅葉など、自宅からドーム到着までの紅葉を携帯で撮ってみる。 さらに写真はこちらからー1 ビジターセンターの紅葉は最高。雪をかぶった富士山とのバランスはステキ。 ついうれしくなって、外国人に話しか...
-
( ここ からの続き) 時計型ストーブの入口に段ボールを丸めて放り込み、その燃焼を見ていたら、かなりの勢いで空気を吸い込み、燃焼していることがわかる。 で、段ボールの手前の部分をほぐし、そこに火を付けると、勢いよく着火が水平方向に奥へ進んで行くのが観察された。 ...
-
夏から頼んでいた例の浄化槽等給排水工事が遅れ遅れで、とうとう12月に突入、しかたなく郷里での甥の結婚式で私の不在中でもいいから、工事を業者にやってもらうように頼んであった。ここまでくる話は前にも書いたとおり。 で、郷里から帰ってきてからの話:自宅に別荘のゲートカードとカギを返...
-
ココ で取り上げたジェットヒータ、点火してみる。約3万Kcal、家庭用ファンヒーターの約10倍もの暖房能力?、ものすごい音で燃える。この音、問題だなあ。多分本来は屋外で使うものだろう。仕様は、 出口の吹き出し温度は、ちょっと離れると手を持って行ってもそれほど熱くは...
-
今から30年ほど前、富士山の土地を求めたあと4年ほどして「富士山は寒い、やっぱり暖かい土地にも遊び場所が欲しい」と思い、千葉房総にも土地を手に入れた、300坪。人里離れた牧歌漂う土地の話。 当時からそこに住みつく予定の方で、仲間と共に周りの土地を一括購入する世話してくれたO氏...
-
長年開いたままで、応急的にスダレをかけてあったドーム地階の正面入口の壁の製作にとりかかる。 今日は富士山滞在最終日、完成できるとは思わないが、一寸でも取り掛かっておくと、次回来るときが楽しみになる。それにその間いろいろアイデアが沸くというもの。 で、ここには大きな三角窓を使うこと...
-
いつでも本が見れるように、ちょっとした隙間に本棚を作る。今回は2箇所、階段途中とコタツの間の上。 まず階段途中に。 100均の棚受け2個を取り付け、その上に棚板を置く。安全のためにステンレス製針金で両端を釣る。 本が後ろに落ちないように、同針金を水平...