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2009-04-17

日立浄化槽KGRN-5型のバクテリア(シーディング剤)のこと

前回の記事で合併浄化槽のバクテリア(シーディング剤)のことにつきあれこれ悩んだことを記したが、なんのことはない、最新の日立浄化槽KGRN-5型には、シーディング剤は予め投入されているみたいです。

参考までに、本日浄化槽販売業者さんからボクの問い合わせに対し、貴重な内容を含んだ回答が得られたのでここに紹介しておきます。

あれこれ悩むことはなかったですが、勉強したお陰で浄化槽に浄化後の残滓(固形のかす)が残らないEM培養液を利用する方法も知ることができたので、無駄ではなかったと思っています。(後日追記、EMの件はいろいろ異論もあるようなので、よく調査してからにします)。

それにしてもシーディング剤って、「鶏糞が主体で乾燥させて粉状にしたもの」とのことなのに、なんであんなに高価なのだろうか?ものは違うとは思いますが、小泉元首相でないけれど、笑っちゃいますね。


搬入時の日立浄化槽KGRN-5型


(回答)
先日は、お取引頂き誠にありがとうございました。

さて、バクテリアと呼ばれるものは、「シーディング剤」のことと、思われます。

これは、浄化槽初期使用時に、汚物を食糧として繁殖する微生物(バクテリア)を
繁殖しやすい環境にするための促進剤の役目を果たします。中身は、鶏糞が
主体で乾燥させて粉状にしたものです。

つまり、トイレを使用するほど、微生物の育つ環境が整ってくるのですが、人間の
汚物を初期段階で入れるわけにもいかないので、上記のシーディング剤が
その代替品となります。(浄化槽汲取り業者が全量引き抜きしないのも、上記
理由により一部汚物を残すことで、浄化槽の微生物のための環境を維持して
浄化機能を保つことができるための処置です)

日立の浄化槽は、以前のKGR2-5の時は、汚泥返送管に括り付けてあり、蓋を
開けると粉の入ったビニール袋が返送管(塩ビ管)にそれと分かるようテープ
止めしてありました。

現在のKGRN-5型については、既にシーディング剤を、それを必要とする
浄化槽の各部屋に、予め投入されており、過去の浄化槽においては、
必要だった投入の手間を減らしてあります。

つまり、現行の浄化槽は、シーディング剤が付属されていない状態(混入済み
のため)で正常です。古い浄化槽を知っている方には、ご不安を与えてしまい
たいへん申し訳ありませんでした。

また、何かご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。

(質問)
> T様、
> ちょっと教えてください。
> 昨年12月に納入していただいた浄化槽設置し、水を入れたままで使用しないまま冬を越しました。 で、これから使用開始しようと思いますが、バクテリアに関しての質問です。
>
> バクテリアは日立の浄化槽の一付属品(部品)として入っていたような気がしますが
> 見当たりません。設置業者がなくしたのかもしれませんし、私の勘違いかもしれません。 これってはじめから付いてなかったのでしょうか?
>
> であれば、どこかで購入しようと思いますが、どのくらい入れたらいいのでしょうか。またバクテリア投入に関して、なにか注意事項でもあれば、ご教示ください。
> お忙しいところよろしくお願いします。



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