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2009-04-27

カナディアンシーダハウスと旅で見つけたチャペル

フラーのドームハウスより建てやすいドーム状の建物に、カナディアンシーダハウスがある。先の長野オリンピックでスケートリンクなどを建てた林友という松本市にある会社が日本の代理店(製作販売会社である。

このシーダハウスはかつてボクが、今のドームハウスを決めるとき一候補とした建物である。当時(20年以上前)晴海のハウスの展示会場で見つけた小型のものでも750万円とかしたのであきらめたいきさつがある。でも今となってはその方が屋根に落ちた枯れ葉の滑りやすさなどのメンテナンス、再度の屋根貼りの容易さ、内装がそのまま本体の骨に貼ったシーダ板材で済んでしまう、などの点からむしろこの方が建て易かったかなとも思う。富士山の我がドームへ通う途中にもいつも綺麗なシーダハウスがあるので、よけいそう思うのかもしれない。



でもね、はじめから何もかも一人で作るとなると、少なくとも本体骨のカーブした柱(集成材)は買いそろえなくてはならないので、完全自作は無理だろうとは思うけど。

とにかく、フラーのドームハウスの屋根貼りをほとんど一人で四苦八苦しながら1、2年間もかけて貼ったボクの経験として、はっきりいえるフラードームの欠点は、①屋根貼りの手間と②雨漏り防止の困難さ、の2点。お椀を伏せた形のフラードームは、なんたって、シングル屋根材をその表面の湾曲にそって水平に貼らねばならず、屋根材をいちいちそれにあわせてカットする手間が必要で、その苦労は並大抵ではなかった。もう二度とやりたくない作業だ。

その点、カナディアンシーダハウスは湾曲が垂直方向だけ、水平方向には直線なので、カットする手間は要らず材料の材料の無駄もなく、超簡単、雨漏りもあまりなさそうだ。また屋根材の選択範囲も大変広い。







中に入ったときの空間の広さは、概観からは想像できないほどに広く感ずるのはドームハウスと同じだ。小さいものでは郷里徳島の空港入り口や、多摩ニュータウン近くの道路脇(カナディアンコーヒーショップ)などに見かける。もともとコーヒショップとして日本中で建築販売されたため、ともにコーヒー店として今も営業中で、ボクも好きでよく訪れる。

大きなものでは、諏訪市の通りのステーキハウス(カナディアンロッキー諏訪店)や安曇野近くの林友の展示場脇に建っているステーキハウス(現存?)がある。前者は大型だが、概観ではそうでもなく、中に入った途端その大きさに驚く。






今回写真で紹介するのはこれらとは別で、カナディアンシーダハウスに非常によく似たチャペルだ(内部構造が全く別物かどうかは知らないが)。日帰り温泉に訪れた浜名湖の浜名湖ロイヤルホテルの庭で見つけたホテル付随の結婚式場で、あまりの美しさでつい勝手に中に入って、写真を撮ってみた。内部は壮観、大きな窓も印象的。


17 11:16

フラードームも中に入った感じはこれと同様壮観だ。だからフラードームも街なかでコーヒーハウスにでもすれば目立つし、人気の場所になるのではないか、と思うのだが。とくに2階からの眺めを楽しみながらお茶などはすばらしいと思うのだ。もちろん全国には探せばあるのだろうが、ボクの近くではコーヒ店やステーキハウスなどお店としては、見たことがない。あれば通うのだけれど。あれは数年前のこと、娘の結婚式にJR恵比寿に行ったとき、恵比寿ガーデンのすぐ横で、若者でにぎわっていたドームハウスの店を見つけた。今はネットでみるとすでに無いようだが、そのドームには、2階の窓に雨よけのためのスライド開閉式の覆いがあって「そのアイデアいただき!」と思ったことがある。



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2009-04-22

Domespaceという回転するドームハウス

ドームハウスというと、一般にはフラー博士のGeodesic Domeのことを思い浮かべるが、ドームにはいろんなメーカや形がある。そのうち追々に手持ちの資料(昔のメーカ資料ですが)を整理し紹介するつもり。

ところで先日、ボクのいくつかのブログのメインページ(これもブログだが)のタイトルを変えたとき、「ドームだいすき」人間をあらわすタイトルにした→Dr. Spacedome's Blogs。そのとき思い出したのが、よく似た、[Domespace]というフランス発のドームハウス。

とくにこのドームは形といい、回転機構を持つという変わったアイデアといい、ボクの大好きなもの。15,6年来未完のボクの富士山の「ドーム」(このブログのドーム)や、すでに完成の自宅裏庭の「隠れ家」にそのアイデアをぜひとも応用したいと思っていたものだ(でも、今はあきらめたけれど)。

そのフランス発ドームを紹介するに当たり、10年以上前に同社から手に入れたビデオを引っ張り出してからにしようと思ったが、今日改めてそのドーム名[Domespace]でネット検索してみたらなんと、新しくなった同社のホームページに、そのすべてが分かる便利な動画を発見、これで代用します↓。

それにしても、どのドームも中に入ると独特の開放感がありますね。ボクの直径12mドームも下から天井を見上げると、または2階から下を見下ろすと壮観なものです。2階はまだ作ってないですが、中に組んだ足場から見ると2階や3階からの眺めが味わえます。



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類似ドーム

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2009-04-21

合併浄化槽の浄化はEMで!(うそほんと?)

合併浄化槽のバクテリア(シーディング剤)について調査中に、具志川市図書館の浄化槽はEM処理してる記事を見つけました。本当ならば、大変いいこと尽くめなのですが、ちょっと眉唾ものだというスレもあるので、とりあえずこの記事はペンディングにしてメモとしてここに置いておきます。その後の市の経過(不都合なことなど、うそほんと)を調べてから、使うなら使うことにします。以下の←は後日追記文。

(メモ)
.....そんななか EM菌の培養液を用いた合併浄化槽の記事を見つけました。EM菌といえば嫌気性、これは前々からボクも興味があり実践してるので、得意の分野でもある。でも河川や湖、海などの浄化に用いられているのはよく知っていたが、まさか大々的に合併浄化槽に用いられているとは気が付かなかった。10年くらい前に沖縄のEMフェスに参加したときにも、具志川市図書館のEM培養液浄化槽システムの件は聞いてはいたが、自分のこととなると全く思い浮かばなかった:それは、具志川市の件は特別仕様で作った(高価な)浄化槽システムかな、と勘違いしていて、普通の合併浄化槽でよいとは知らなかったことも、思い浮かばなかった原因だ。

ボクもEM培養液は普段から作っているし、常時、陽のあたる窓際にペットボトル1,2本は作り置きしてある。とにかく安くて健康に良いというのが気に入って、10年来あちこち消臭に使っている。健康維持に飲んだりもしていた(今はちょっとストップ)。家では飼い犬の糞の後始末後に霧吹きで一吹き、ドームでは携帯トイレ(ポルタポッティ)に液のまま少し、とよく使う。(←ボクの10年来の使用経験では、不都合な点はまだまったく無いですが、効果がはっきりしない巷の健康食品のようなものかもしれない)。

とにかく、具志川市図書館のこの記事で、バクテリア資材選びは決着が付いた:次回ドームへ行ったときは合併浄化槽にバクテリア資材の代わりにEMを投入しよう、と思う。(←しばらくペンディング、臭いが出たときなどの対策のひとつに)。

(なお、具志川市の件ではEM-1だのEM-2だの混合割合や量が記事に載っており、単にEM-1培養液を投入するだけで良いのかちょっと気になる点もあるけど・・)。

また、浄化槽の投入のEM培養液としては、糖蜜のみで作った培養液より、米のとぎ汁で作ったEM培養液の方が浄化効果も良いとのこと。EMでの浄化は浄化槽内に残滓(固形のかす)が残らないないので、定期的な点検除去もほとんど不要とのこと(これは非常にありがたいことである)。そのため具志川市の図書館の例では年間経費が20分の1に削減(120万円の年経費が6万円に)されたという。(←科学的データが確かならいいな)。

EMが健康に良いことには、多くの学校での水泳プールの清掃に使われており、EM投入のプルでは殺菌用塩素の害を防ぐことができるらしく、子供の皮膚の荒れが無くなったとかの報告もある。EM処理合併浄化槽から出てくる浄化水には大腸菌がほぼゼロらしく、飲み水にはしないまでも、庭や畑への撒き水や洗車にも使ってるとか、果ては合併浄化槽の放流枡では魚まで飼えるとの報告もある。

こんなに良いことずくめなら、ドーム周りの土地環境保全にも今後とも問題ないだろう、けど・・・??もっと???。

(メモ終わり)


EM実用例


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2009-04-17

日立浄化槽KGRN-5型のバクテリア(シーディング剤)のこと

前回の記事で合併浄化槽のバクテリア(シーディング剤)のことにつきあれこれ悩んだことを記したが、なんのことはない、最新の日立浄化槽KGRN-5型には、シーディング剤は予め投入されているみたいです。

参考までに、本日浄化槽販売業者さんからボクの問い合わせに対し、貴重な内容を含んだ回答が得られたのでここに紹介しておきます。

あれこれ悩むことはなかったですが、勉強したお陰で浄化槽に浄化後の残滓(固形のかす)が残らないEM培養液を利用する方法も知ることができたので、無駄ではなかったと思っています。(後日追記、EMの件はいろいろ異論もあるようなので、よく調査してからにします)。

それにしてもシーディング剤って、「鶏糞が主体で乾燥させて粉状にしたもの」とのことなのに、なんであんなに高価なのだろうか?ものは違うとは思いますが、小泉元首相でないけれど、笑っちゃいますね。


搬入時の日立浄化槽KGRN-5型


(回答)
先日は、お取引頂き誠にありがとうございました。

さて、バクテリアと呼ばれるものは、「シーディング剤」のことと、思われます。

これは、浄化槽初期使用時に、汚物を食糧として繁殖する微生物(バクテリア)を
繁殖しやすい環境にするための促進剤の役目を果たします。中身は、鶏糞が
主体で乾燥させて粉状にしたものです。

つまり、トイレを使用するほど、微生物の育つ環境が整ってくるのですが、人間の
汚物を初期段階で入れるわけにもいかないので、上記のシーディング剤が
その代替品となります。(浄化槽汲取り業者が全量引き抜きしないのも、上記
理由により一部汚物を残すことで、浄化槽の微生物のための環境を維持して
浄化機能を保つことができるための処置です)

日立の浄化槽は、以前のKGR2-5の時は、汚泥返送管に括り付けてあり、蓋を
開けると粉の入ったビニール袋が返送管(塩ビ管)にそれと分かるようテープ
止めしてありました。

現在のKGRN-5型については、既にシーディング剤を、それを必要とする
浄化槽の各部屋に、予め投入されており、過去の浄化槽においては、
必要だった投入の手間を減らしてあります。

つまり、現行の浄化槽は、シーディング剤が付属されていない状態(混入済み
のため)で正常です。古い浄化槽を知っている方には、ご不安を与えてしまい
たいへん申し訳ありませんでした。

また、何かご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。

(質問)
> T様、
> ちょっと教えてください。
> 昨年12月に納入していただいた浄化槽設置し、水を入れたままで使用しないまま冬を越しました。 で、これから使用開始しようと思いますが、バクテリアに関しての質問です。
>
> バクテリアは日立の浄化槽の一付属品(部品)として入っていたような気がしますが
> 見当たりません。設置業者がなくしたのかもしれませんし、私の勘違いかもしれません。 これってはじめから付いてなかったのでしょうか?
>
> であれば、どこかで購入しようと思いますが、どのくらい入れたらいいのでしょうか。またバクテリア投入に関して、なにか注意事項でもあれば、ご教示ください。
> お忙しいところよろしくお願いします。



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2009-04-16

富士吉田市浅間公園からの桜と富士山

富士桜を見に富士山へやってきた。もう満開と思い来たが、ドギーパークから別荘地までの剣丸尾道路の桜はまだ大半がつぼみのままだ。満開まであと一週間はかかりそうだ。

そのかわり、河口湖出口インター近くの高速道路上から見た石段の神社の桜は見事だった。高速から見える赤いボンボリと石段は前々から気になっていたものだ。ここに来て富士吉田市浅間公園と分かったが、この一帯を神社を含めて富士吉田市浅間公園として整備しそう呼んでいるのだろう。



高速を下りてこの神社に向かうには、狭い道を1kmほど引き返す。神社下の通りには広い駐車場があり、車をそこに止めて石段を登る。少し登った神社前とさらに登った5重の塔の近くにも駐車場がある。かなり急な石段なので、上の駐車場まで車で来る人もいる。

ここは知る人ぞ知る富士山の絶好の場所なのだ。雪を頂にかぶったこの桜の季節が、富士山撮影のベストシーズンらしい。それに赤い5重の塔がまた華を添えている。



5重の塔の後の石垣の上が最高のカメラ位置らしく、大勢の人が最高の富士山を撮ろうと待機していた。少し富士山頂上に雲がかかっているので、晴れるのを待っているのだ。

カメラマンの一人に大阪から仕事を休んでやってきたという人もいた。桜の時期によくこの場所に来るのだという。この時期の富士山が一年で最高だからだろう。このページの写真はすべて携帯電話の写真だが、クリックして拡大して見てほしい↑↑、かなり富士山が迫力がある。

その他の写真は↓にある。(Google Picasaからウエブアルバムにアップすると、なぜかとこどころ写真が抜けている:撮った写真を回転させたりしたためか?)。←これはFireFoxのせいと判明、OperaやIEではちゃんと全写真が表示される(後日判明)。


↑説明ボタン、ダブルクリックで画面いっぱいに拡大




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合併浄化槽のバクテリアはどうするの!

富士桜を見に、久しぶりにドームへ。下界の富士吉田市浅間公園の桜は満開で素晴らしかったが、標高が300mほど高いこの辺(1100m)はまだまだだ。



ところで、すでにブログにも記したとおり昨年末には合併浄化槽を業者に設置してもらったけれど、給水配管など未完成部分も多く残されたままで、使用もできずそのままの状態で冬を越してしまった。この間の冬場、浄化槽タンクの水が凍結したかどうかは今、春となっては知る由も無い。しかし、水が減っていないので破裂もなく大丈夫の模様だ。

今回、今年になってはじめてドームにやって来たものの、このままだといつまでたっても使えない。以前に知り合いの地元の水道業者を呼び、残りの工事の見積もりを取ることに。この業者から、使用した状態の方がバクテリアで水温が上昇するのでむしろ良かったと聞く。やはり現地のプロだ。

見積もりが出るまでとにかく自分でできる限りトライ。既に配管済みのトイレ排水穴位置に便器を設置、壁のこれも工事済み給水配管のメクラ栓をはずし、便器から出たジャバラホースをつないでみることに。そしたらなんと機器付随の給水フレキ管の長さが足りない! なんでこんな遠いところに給水配管をしてしまったの?、と途方にくれる。手持ちの止水栓をばらしそのパイプ(両端オスネジ)と手元にあった接続管(両端メスネジ)を組み合わせ、なんとかトイレに給水できるようになった。



さて使ってみよう思い、排水浄化に必要なバクテリア資材を探す。確か浄化槽の1部品として見かけたような気がしたけれど、見当たらないはじめから付いてなかったのかな。使用開始前のバクテリアの投入は、必要なのか必要でないのか、素人の自分にはわからない!!連れはバクテリアなんてウンチに含まれてるから必要ないのでは、と言う。もし手順を踏まずやってしまって、失敗したら物が物だけに後の処理が大変だ。インターネットがあれば調べられるがここにはないので、今回は使わないで帰宅することに。

帰宅後調べたらいろいろ勉強になることが多い:まず、市販のバクテリアはいろいろあるようだが、浄化槽用資材としてのバクテリアは押しなべて高価(粉末30g2袋で6000円とか)。金魚など魚用水槽浄化バクテリアは液体500gで2000円ほどで安価だ。バクテリアとしてはどちらでもOKのような気がするけど、「金魚水槽にトイレ用バクテリア入れてみたらどうなるの?」という質問(知恵袋)もあり「ダメなんじゃないの?」という答えが大勢で、決心付かず。→現実には、そこらへんの土を少し放り込めばいいという浄化槽管理者さんもいるし、適当でいいのかもしれない。

合併浄化槽の中には多種多様のバクテリアがいるはずで、好気性もいれば嫌気性もいると思うのだが、どのバクテリア資材を買ってよいか、価格のこともあって悩ましい。

なお、合併浄化槽設置に関するプロからの詳細情報はここ ← 困ったときの参考にしよう。

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