ちょっと長期の渡航があるので、冬仕舞いを兼ねて、最終壁工事にやってきた、木曜日の夜来て土曜日に帰る予定で。すこし寒くなったが、作業するにはちょうど良い気温だ。
朝、ちょっと焚き火をしてから作業に取り掛かる。
まだ未完の窓は5箇所、ココをとにかく杉板などで覆うことにする。内装用の重ねの耳をもつ杉板は貼るのは簡単だ。隅っこに隙間が開いたり、すでに設置した透明窓との間に隙間ができる部分もあるが、気にせず、かえって通風のあるほうがカビや湿気対策に良いとおもうので、放置しておく。そのうち暖炉や囲炉裏を設置したときに、その隙間部の使い道が浮かぶだろう。
Before
After
ジャグジーの一部はすでにパーティションで覆ったが、残りの部分はガラスの窓にすることに。これは住宅展示場から貰ったもので、2重か3重ガラスの高級品だ。どうせ隙間だらけに作る予定なので、その必要もないのだが手持ちがあったのでそれにすることに。パーティションの方は将来、蝶番を下部につけて上部が大きく開くようにするつもり。ジャグジー使用中の蒸気を逃がすのと、見晴らしを良くするために。
まだいろいろ隙間部があるが、あけたままにしておく。10何年来の経験から、ここ富士山中は空気もきれいなので埃の進入もなく、隙間があるほうがかえってカビなども生えず良いからだ。
今後、このトイレ、洗面化粧台、シャワー、ジャグジーのある部屋にドーム内から直接下りる階段つくりに取りかかろう。歳のせいかだいぶ力作業もしんどくなったし、ドーム内はもう手が回らないから徐々に作りながらでも楽しむことにしたいもの。完成はまだまだ先の話。
もっと詳しくはスライドショーで(21枚)
ところで、実際の水抜きは結構大変だ(冬本番前の一度でよいと思うけど・・・)。水抜きバルブを開けすべての水を抜く。そののち、あらゆる蛇口(水も湯もそれぞれに)にコンプレッサー空気をジェットガンを向けて空気を吹く。
一番大変なのはシャワーブースのシャワーの出る湯口すべてからジェットガンで吹くとき。
まず供給口の湯水2本のフレキホースを止水栓からはずしてそこから吹く。その後、反対側からシャワーの出口から吹いたり、これを繰り返す。いちいちシャワーの切り替えバルブを、シャワーヘッドにしたり、天井ウシャワーにしたり、サイドシャワーにしたり、で面倒この上なし。シャワーヘッドのホースは長いので、根本からはずした状態でやる方が早い。特に天井シャワーはなかなか抜けきれないようだ。湯水が溜まる箇所、構造がわからないからなおさらだ。こんご自然に抜けきれるような工夫が必要だ。
あとは通常通りのやり方で、トイレの残った水には不凍液、シャワーの排水口の中のトラップにも不凍液をそそぐ。まだ忘れてはいけないこまかい点も多々あるので、水抜き作業には慣れが必要なようだ。今回トイレの配管は給水口のネジをはずしたが、ウオッシュレット便座内の水が抜けたかどうか確かめるのを忘れた。ちょっと心配。
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