2009-08-21
水抜き栓設置工事2日目水抜きの実際は大変
夕方業者の配管工事も無事終わり、石油給湯器から、洗面化粧台、シャワーブース、ジャグジーへお湯が出るようになった。
まずシャワーについて:
シャワーの排水がよくない。多分ダブルトラップ(すなわちシャワーブース本体の底面のトラップと、その下においた排水パンのトラップが2重になっている)、のせいとは思いつつ、MKクリエーションへ相談の電話。案の定それが原因という。本体側のトラップのごみとり用フィルターをはずし、そのかわりサンエイの金網(品番メールで教えてもらう:SANEIゴミ受け PH620F-2-L)に換えろという。ごみ取り用フィルターをはずしてみたが依然排水はちょろちょろのまま。
ブース下の灰色のジャバラ管が長くて勾配が取れてない可能性があるので、勾配を取るようにとの指示。そのとおりにすると、良くなった。配管の長さを短くしてもよいとのこと。なお、排水パンのトラップをの方をはずすと臭気が上がってくるので、だめだという。なるほど臭う。
シャワーブースのガラス壁を伝って落ちた水は、底面周りから少しもれるようだ。これも今後何か対策が要りそうだが、シリコンでシールなどはせずしばらく様子見とする(密封しない方がいい場合が多いので)。
夜、はじめてシャワーブースでシャワーを使ってみたが、とても気持ちがいい。頭上から、サイドから、シャワーヘッドからシャワー三昧。ダイヤルでシャワーの方向を変えられるのであちこち回し試す。また温度設定ダイヤルもあり、38度設定くらいでいい湯が出るが、湯温の設定ダイヤルを間違って、高温側に回したりするとあわてる。狭いシャワー室では逃げ場がないからだ。
シャワーブース内は湯煙としずくで一杯、当然のことだけど。ファンを回しつずけておかないとカビが生えそう。いまは少しだけドアを開けてファンを付けっぱなしにしているが、ファンの風量も少ないので、乾くかなあ?・・・いっそドアを開けっ放しの方が乾燥が早いかもしれない。
洗面化粧台もお湯が出るようになった。めでたしめでたし。
次に本題の実際の水抜き作業:
工事業者が言うには、「水抜きは完全に」、とのこと:こうと簡単だが、実際は下記のように非常に大変。
1)基本は水抜き栓を閉めて(右回わし、閉めたときに水が抜けるとのこと←要注意)、すべての蛇口を開ける。
2)次に、各機器のごとのマニュアルにある寒冷時の水抜き:石油給湯器には3箇所水抜き栓がある;洗面化粧台には扉内に?;ジャグジーのTOTOの自動調温バルブにはそのハンドル下に水抜き栓がある;ドーム内の瞬間湯沸かし器にも水抜き栓が。要はマニュアルに沿って水を抜くこと。
3)すべての蛇口からコンプレッサーで空気を吹く(注意:ボクの考えだったのだがゴムボートに空気を入れる時使うようなポンプではだめらしい。理由は管内に残った水を吹き飛ばす必要があるので、一瞬の圧が大事らしい。大工用コンプレッサーにジャットガンを付けて行うことにする)。「すべての蛇口の、それも湯と水も切り替えて別個に、あるいは真ん中にして」吹くように、とのこと。
5)シャワーブースのトラップにはどうしても水が残るので、ここにも不凍液。問題は複雑なシャワーブースの配管システム内の水抜き。これはシャワーヘッドの穴(たくさんある)からも、サイドシャワー(これも6個もついている)からも、天井シャワー穴からも、空気を吹けという。
6)寒冷地仕様トイレの便器にはヒータが入ってるが長期不在時には役に立たないので切る(滞在中には役に立つが、やはりちょろちょろ水を夜中流しっぱなしがベストとのこと)。水抜きするにはわざわざ給水栓の元ネジをはずして吹けという。さらに便器内およびタンクに残った水には不凍液を注入せよとのこと。
6)それくらいやらないと、厳寒期には鉄管でも破裂する、という。こんなことここの別荘の人がみんなやってるとは思えないので、みんなどうしてるか尋ねた。答えはそうした管理を年間契約で任せてる人が多いという。人件費がかなりかかるので、壊れたときに修理する方が安上がりかも、とも。
7)結局、たいへんややこしいバルブの開け閉めは覚えておくのも大変なので、後日主な外部バルブには「開け閉めの指示札」を付けておいてくれると言う。ちょっぴり安心だ。でも上記のすべては自分でやらなければいけない。
う~ん、水抜き栓/配管工事では一番簡単な水抜き方法を目指したつもりだが、・・・。水道配管をしたばっかりに、かえって冬を越すのが超大変になってきた。そういえば管理組合の報告には毎年、2,3百万の水道代が水道管破裂で失われているとの報告がある。みなさんやってますね。
「さようなら」の前に
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