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2011-11-15

ジャグジーと水抜き(臨時)

アメリカオレゴン州シアトルのHomeDepotでジャグジーの衝動買いをしてからもう何年経ったろうか。多分15年近くになるだろう。その間10年くらいは輸入時の木箱に入ったままだったし、その後ドームに運んで設置してから6,7年くらい経ったろうか。

今回初めて、ジャグジーの上にかぶせたダンボールを取り払い、保温用フタをかぶせてみることにした。

このジャグジーはかの有名なジャグジー社の正規品、大理石(マーブル)調のつくりといい立派、これにほれ込んで衝動買いした当時のことを思い出す。

アメリカ仕様だから電源は220V、24時間風呂のためヒーター付き循環ポンプ&フィルター付きだ。

220Vは日本でも特殊?契約の200V線を引けば何とかなるだろうと、安易に考え輸入したものの、電気で風呂を沸かすとなると、電気料金が恐ろしい。

で、ここ富士山では石油給湯器を取り付けたものの、いったん沸かすとなると覚悟が要る。なにしろ湯量が1500リッター、家庭用の風呂約200リッターの約7~8倍。なので、多人数で来たときに沸かさないともったいない(追い炊きは今のところできないし)。また冬直前だと水抜きをその都度行わねばならず、凍結で破裂することを考えるとおいそれと水を入れることは躊躇してしまう。あんなこんなでまだ未使用のまま。

購入当時には河口湖街にも温泉など多分無かったけれど、その後温泉掘削技術の発達で、日帰り温泉があちこちできた。手っ取り早くそちらが安上がりなこともあって、こうした日帰り温泉で済ませていたことも、ジャグジーを今日まで使わなかった理由でもある。

とはいえ、来春以降こそはみんなで使いたいもの~人生は本当に短い!






















まだ11月初旬、夜凍結はしないとは思うけれど、帰宅時には臨時的に水抜きをしておく方が安心だ。2年ほど前、ウオッシュレットの水抜き栓があることに気づかず、不完全な水抜きをしたままにして、春来たときにタンクが破裂していたことに気づく。数千円補修費がかかった。1~2回使っただけだったけれど、それにまだ保証期間内だったにかかわらず、凍結での破損は自己責任で保障無しということだった。

今回はシャワーに特に注意する。シャワーブースの設置がややこしかったこともあり、凍結による破損や補修のための分解は避けたい。

で、3種類あるシャワ(シャワーヘッド、天井シャワー、側面シャワー)の水抜きをして帰ることに。

まず、
●シャワーの冷水と温水栓*を閉じ、そこをレンチではずし、パイプを下に垂らし水抜きする。






●シャワーヘッドはシャワーブースの床に垂らし水抜き、


























●天井からのシャワーは天井裏のパイプ取り付け部をレンチではずし水抜き(パイプ配管が水平なので安全のため)、




















●側面シャワーは(ブース裏から見えるように、U字のパイプ部に水が残るので)、空気圧を掛けて抜く。
(そのとき空気が抜けないよう、*を再度取り付けて配管を閉め切ってから行うこと。勿論シャワーのダイヤルは側面シャワーにして。そあいて結果、側面シャワー孔から水(滴)が出てくることを確かめること)。

今回は臨時なので、口から息で圧を掛けるだけで済ましたが、正式にはコンプレッサーで吹くと良い。

最後に、地中の水抜き栓(1箇所)や石油湯沸かし器の水抜き栓を開けて帰るのを忘れないこと。






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