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2009-02-09

暖炉ってやっぱり暖かい

蒔の焚き火のように見える鉄製の大型暖炉を設置した。といっても、ガス式暖炉だ。10何年も前、アメリカオレゴン旅行の際、セール中の大型ジャグジー(jacuzzi社製)を見つけ衝動買いした時、一緒にシアトルのDepotで買ったもの(WinRich Perfecta↓今はない)。



ドームハウスが完成に近づいたら設置しようと思い買っておいたのだが、なかなか完成のめどもなく、10年くらいそのまま倉庫に保管していた。で、5,6年前自宅を新築したとき、玄関廊下の突き当たりの溜まり場に設置してしまった。ドームへの設置はこれでお流れ。

でもいいもんね~、ドーム用にはDIY用に暖炉の表に取り付けるスクリーン枠を別に買ってあるもん。レンガか何かでDIYした方が楽しそうだし・・・。これも別の旅行の際、アメリカのホームセンターで買ったもの。飛行機に乗るとき手荷物料として別に100ドル取られたのは、痛かった、安く買えたと思ったのに・・。

ところで、暖炉式ストーブの設置の際には、少々苦労した。東京ガスさんに頼んでも、NO!責任がもてないというわけだ。東京ガスさんの暖炉式ストーブなら、いざ知らず、適合ガスの組成も分からないものなんて、怖くてつけられない、というわけだろうか。

というか、意見さえ述べてもらえず、自分でやるので配管の部品が何処で手に入るか尋ねても、まったく教えてくれない。公共機関なのにとがっかりした(というより、公共機関だからむしろダメなのかな)。日本ガス協会だったか東京ガス協会だったか忘れたが、そういった本当の公共ガス協会にも教えを乞うたりした。が、多分輸入品を規制する専門(研究)機関以外、誰もこういった案件については無知なのかもしれない。

ガス配管はわが国では免許制だから、本当に困った。誰もやってくれないし、自分でやろうとしたら違法かな?この暖炉、捨てるしかない?

東京ガスさんの暖炉式は、そのときのカタログでは5,60万円以上もした。この別送(輸入)品はたったの4~500ドル、やっぱりあちらは何事も安い。需要があるせいかなあ。それにしても、わが国は何でも高すぎだ。



で仕方ないから、自分で取り付けるべく奮闘、まずガス組成をネットで調べた。世の中には知ってる人はいるものだ。教えてGooかなにかで、データ付きで教えてもらった。買った場所はシアトル、で西海岸で住んでた人から、そこのガスと比較したら、組成は「ほぼ」日本の都市ガスと同じということだった。組成のうち何かの成分がちょっと多いとか少ないとかの違い。だから多分大丈夫との話、後は自己責任。



日本のガス器具とは配管サイズが違うので、異径管をつないで配管した。素人なのでガス漏れが怖く、異径管の接着剤も専門のものをオークションで購入した。ほんのちょぴっとしか使わないのに、一缶500gくらい買った。1000いくらかした記憶があるが、あんなちょっぴりしか要らないのに、という印象が残っている。でも、プロに来てもらったら人件費だけでも大変だ。


ちなみに、廊下壁までの数メートルの床下配管(ワンタッチ式プラグまで)は東京ガスの代理店にやってもらったが、小一時間で2万円かそこらかかった。これは配管長さにより決まりの価格だそうだ。それにしても高いなあ。ガス検知器など東京ガスのは10万近くもするとのこと(これはプロ用だろうけど)、でこれもアメリカで10ドル?くらいで買った煙検知器で代用することに(でも今は多分使用?期限切れ)。




完成後、火を着けてみたら、上手くいった。悩んだけれどやってみると簡単じゃん、という気持ち。



それにしても、火の見える暖炉って暖かいなあ。熱量は4万Kcalとかで、オープンな廊下もすぐ暖かくなる。自動ファン付き(オプション)だが、自動が効いてファンが動いたためしがない。動くとさらに暖かいだろう。サーモスタットで動くのだろうけど。ストーブ下には設定温度用コック/ダイヤルが3つほどあり、設定温度以上になると、自動消火する。小さな種火はついたままなので、着火も自動だ。(この動画はカメラが悪いので暗いけど、一応YouTubeにアップしました。着火から消火まで4分くらいの動画、つまらないけど・・)
Winrich Perfecta Operation Manual | Flickr - Photo Sharing! Posted from iPad



暖炉から火を眺めながらの、フラメンコギターの練習などをしている。

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1 件のコメント:

Dr.spacedom さんのコメント...

'https://www.flickr.com/photos/redrocker2010/15916571261/'>Winrich Perfecta Operation Manual | Flickr -

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