前回の時計型ロケットストーブは燃焼部を銅板で作ったので最初の写真のように、高熱のため銅板が柔らかくなり、断熱材としてのパーミュライトがこぼれてしまったので、耐熱煉瓦で燃焼部のダクトを造ってみた。
結果は残念ながら、まず火付きが大変悪く、直ぐ消えてマッチの無駄ばかり。やはり耐熱煉瓦がマスが大きいため最初着火の際、燃料(火付けの紙や小枝)の熱を奪って、着火が難しい。
それに着火したとしても、前回の銅板通路のように大きな面積を採らなかったため、燃やせる薪の量も少なく温まらない。ヒートライザー部の高さを通路幅の比で2,3倍確保するためため、通路幅を約10cm角としたためだ。(今回のホンマの時計型薪ストーブの高さは足を入れて344mmしかないので)。 なお、ヒートライザーはいわゆる高さで稼ぐ通常の煙突のように長くはなくてよいらしく、むしろ短かい方が出口ガス温度が高温になり、比較的好都合という実験結果「Rocket Stove-Controlling Draft」もある。そういえばさきのDr.Wianiskiのロケットストーブのスケッチ図もすこぶる短胴になっている。 それで次回は、通路を広げてみる。
「さようなら」の前に


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